膝の痛みの原因と関節ねずみ

関節ねずみ

関節ねずみの正式名称は関節遊離体と言いますが
では関節ねずみとはどのような症状なのでしょうか?

それは「ねずみ」の名前のとおり、チョロチョロと
関節の中で、軟骨や骨のかけらが動き回る病気です。

そして、関節ネズミは、膝だけでなく肘や足首などの各関節でも
発症します。

原因は、膝のある部分に繰り返し負担などが
かかることで、関節軟骨や骨の一部がかけたり、

はがれたりして、その剥がれたり、かけた小さい骨が
関節内を動き回ることで起こります。

この小さい骨のことを「関節ねずみ」といいます。 

そして、この困ったねずみが、膝に激痛や晴れなどの
症状を引き起こすのです。

また、突然、膝が動かせなくなったりすることがあり、
この症状をロッキングといいますが、

その原因は関節ねずみなどが、関節の隙間に挟み込まれて
動かなくなるためです。

その骨のかけら(関節ねずみ)が広い空間でいる時は、
症状のない事が多いですが、関節の狭い隙間に

引っかかったり、挟まったした時に、激しい痛みをおこし、
動かせなくなったりするのです。

ひどい場合には、歩けなくなることもあります。

しかし、その骨のかけらが、そこから移動すると
挟まったり引っかかったりする感じがなくなり、
痛みも急になくなり、膝も自由に動かすことができるようになります。

ケガをした当人は“治った”と思ってしまう程なんですが、
痛む場所や、痛みの程度が一時的に変化しただけで
完治とは違うので注意が必要です。。

根本的にこの骨のかけらを取り除かないと、
また同じような症状がおきる可能性があるのです。

そして、このようなことを繰り返していくと、
正常な軟骨や半月板を傷つけてしまいます。

関節ねずみから変形性膝関節症へと
進行していくことがあるのはこのためです。

また、恐ろしいことに、この小さなカケラは
関節液から栄養をもらってだんだんと大きくなる
症例もあるためご注意ください。

そして、激痛やロッキングが度々起こるようですと、
専門医での治療を受け手術をすることも必要です。

次は多くの方が悩みを抱えているスポーツと膝の関係です。
まず最初は、私自身もよく悩んだランニングについてです。

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完治後も、私が続けている膝痛解消法