膝の痛みの原因と症状

膝の痛みの原因と症状

膝の痛み・・初期、中期、後期の状態は?


T. 痛みの初期

一般的な膝の痛みの症状は
明らかにケガをした外傷の時以外
初期にはほとんど症状がありません。

朝起きた時に、しばらく膝にこわばった感じや
違和感を感じても自然に治ったりしながら、
その症状を繰り返す場合もあります。


また、膝の痛みが1〜2ヶ月、
または、数ヶ月、数年続くこともあります。

U.痛みの中期

中期には、膝の違和感、痛みが取れなくなり、
運動量が多かったり、歩き過ぎると、
膝に炎症を起こし腫れや熱が生じることがあります。

V.痛みの後期

後期には、痛みが強くなり、
普段の生活に支障をきたすようになります。

痛みが頻繁に起こるようになると、
外出を控えることにもなりがちです。

そこからさらに、痛みが進行すると膝の曲げ伸ばしが
できなくなり寝たきり状態になってしまうこともあります。

次に『痛み』『症状』などに分けて見ます.。ご自身の状況と比べてみてください。

毎日の生活の中でのひざの痛みを症状別に段階をつけてみます。

T.膝の障害の心配なし

1時間歩いても膝痛はほとんどない場合です。
少しの痛みを感じた場合でも次の日に痛みが内容であれば
多くの場合心配はありません。

アイシングなどで患部を冷やすことで十分回復します。


U.膝に障害がでている可能性があり

1時間連続で歩くのは少しつらいが、
途中で休みながらなら疲れや膝痛は回復する場合。

休みながらでも一日中デパート歩きをすると、
膝痛が2〜3日残ることが多い場合。

V.膝の専門医にかかることをお勧めします

膝の痛みがあり、一時間も続けて歩けない。
いつもサポーターを着用している。
膝の痛みが取れない。

階段の上り下りを繰り返すと痛みが
強く出てくる。

次は、症状によっての判断をしてみます。


T.骨の軟骨の半月板の断裂などによる場合

1、ゴリゴリ、ギュギュ、コツコツなど、
膝を曲げたり、伸ばしをすると音がする

2、階段を降りている時に、
カクンと力が抜けるように膝が折れる。

3、立ち上がるときに膝痛があり、
正座が苦痛になる



U.加齢、老化による場合(変形性膝関節症)

1、正座がまったくできない

2、まっすぐに立た時に、膝と膝のあいだが開き
こぶし一つ以上はなれる。

3、膝が完全に伸びきらない。
床に足を伸ばした時に膝の裏が床につかない

4、運動のし始めに膝痛を感じるが、
続けているうちに痛みを感じなくなる場合が多い。
(特徴的な変形性膝関節症の症状)



V.膝に水が溜まっている場合
(変形性膝関節症・慢性関節リウマチ)

1、左右の膝の形が違うように感じる。

2、膝を曲げた時に、お皿の上が張った感じがする。
腫れているような感じがする

3、膝の中に水を集めるように上のほうからしごき、
もう片方の手でお皿を軽く押すと、
コツコツとお皿が浮いた感じがする。



W.膝の靭帯が切れている可能性がある場合
(靭帯損傷、膝蓋骨亜脱臼)

1、膝がガクガクしていて、いつも不安定

2、お皿が外側にずれているような感じがする。



※変形性膝関節症の発症・悪化要因は


女性の場合は肥満と関係し
一般的には0脚の方の場合に関係があると言われています。

膝の痛みの原因の50パーセント以上が
変形性膝関節症です

特に40才以上の中高年の人の多く、
圧倒的に女性に多いのが特徴です


膝痛は進行性が特徴です、
早めの対策をお勧めします。

次のぺーじからは、私が自分の治療をしてきた中で
専門医の先生から直接聞いた話、自身が膝に良いと
学習し、実際に体験してきた話をします。


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完治後も、私が続けている膝痛解消法