膝の痛みの原因と変形性膝関節症

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、

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膝の関節の軟骨がすり減ることで、
骨に負担が直接かかる為、水がたまったり、
膝が腫れたりして痛むようになります。


原因は、加齢によるもので年長者に多い症状です。

また、加齢以外の原因として、肥満、筋力の低下、
長年の労働、O脚などによる膝への負担が原因の
こともあります。

若者にも関係があるものとして、太ももの前の筋肉
(大腿四頭筋)の衰えや、弱さが考えられます。

大腿四頭筋とは、太ももの前側の筋肉のことで、
膝頭を包み込み、膝のお皿の保護の役目をする
プロテクターの働きがあります。

この大腿四頭筋が、弱いままで長時間歩き続けると、
膝頭に大きく負荷がかかります。また、膝の軟骨が
すり減るなど痛みがでるようになります。

下半身の筋肉の衰えによりO脚気味の脚になった人や、
もともとO脚の人は変形性膝関節症という疾患を
起こしやすくなり、膝の内側が痛くなることが多い
ことがわかっています。

変形性膝関節症を確認するには、整形外科で
レントゲンを撮り画像診断をする必要があります。

しかし、日常生活で痛みがなく、
長く歩いたことによりたまたま起こった症状であれば、
現時点での心配は少ないと思います。

また、変形性関節症で大事なことは、
リハビリとダイエットです。

体重が重いことで、膝に負担がかかります。

膝に負担をかけずに全身運動を行うには、
浮力がある水中歩行は効果的で、
筋力を鍛えることもできます。

予防対策として、筋力トレーニングの
レッグエクステンションがいいと思います。

イスに座り膝を曲げたり伸ばしたりするトレーニングです。

ここでは簡単に、レッグエクステンションの説明をします。

まず、イスに浅く座ります。
両足を床につけた状態から始めます。

1、ゆっくりと片足を上げていき、太腿と同じ(平行)
高さにします。そのままの姿勢を保ちながら、5つ数えます。

2、足を床に戻して、反対の足も同じように伸ばします。
  5つ数えます。

3、次は、両足を一緒に伸ばし、太腿と同じ高さにします。
  そのままの姿勢で、また5つ数えます。

この片足上げ、両足上げを交互に15〜20回くらい
休みを入れながら、2〜3セット行うとよいでしょう。

太腿の前面の筋肉を意識しながら行ってください。
伸ばした時に、膝を締めるようにするとリハビリの効果も
あります。

どうですか?
膝の上部の筋肉が使われている感じはありますか?

後で述べますが、私の膝の痛みが完治した大きな要因
の一つにこのレッグエクステンションがあります。

そして今でも負荷をかけて継続して続けています。

次は膝の痛みの相談ではどこにでも出てくる半月板損傷についてです。

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